コロナ禍で業績が悪化している旅行業界です。そんな中、JAL株を購入してしまいました。その経緯についてご紹介します。
JALの業績について
以下、日経新聞より。
日本航空(JAL)の2021年3月期の連結最終損益は2300億円前後の赤字(前期は534億円の黒字)に
なりそうだ。新型コロナウイルスの感染拡大で航空需要の減少が続いている。国内線の需要回復が
支えとなり、四半期ごとの赤字幅は縮小傾向にあるが、通期での最終赤字は避けられない見通しだ。
同社は今期通期の業績予想を未定としてきた。30日の決算発表で見通しを示す。JALは今期から
国際会計基準を適用しており、単純比較は難しいが、最終赤字は12年の再上場後で初めて。
21年3月期の最終損益の市場予想平均(QUICKコンセンサス)は2188億円の赤字。これを上回る
赤字額となる。
20年4~9月期の本業のもうけであるEBIT(利払い・税引き前損益)は2100億円前後の赤字に
なったもよう。国内線需要の回復や固定費削減で7~9月期の赤字幅は4~6月期に比べて縮小傾向に
ある。ただ、需要の先行きは不透明で、黒字化には時間がかかるとみられる。経年機を中心に
減損損失を計上する見通しだ。
株価の推移について
年間高安(過去10年)
年 | 始値(円) | 高値(円) | 安値(円) | 終値(円) | 累積売買高(株) |
---|---|---|---|---|---|
2020年 | 3,375.0 (1/6) |
3,487.0 (1/10) |
1,656.5 (4/6) |
1,843.0 (11/6) |
962,508,600 |
2019年 | 3,845.0 (1/4) |
4,127.0 (2/25) |
3,201.0 (8/6) |
3,397.0 (12/30) |
344,483,200 |
2018年 | 4,443.0 (1/4) |
4,504.0 (1/9) |
3,739.0 (12/25) |
3,891.0 (12/28) |
379,618,800 |
2017年 | 3,423.0 (1/4) |
4,467.0 (12/26) |
3,225.0 (6/1) |
4,408.0 (12/29) |
441,943,700 |
2016年 | 4,345.0 (1/4) |
4,509.0 (2/1) |
2,929.0 (10/12) |
3,415.0 (12/30) |
584,262,000 |
2015年 | 3,620.0 (1/5) |
4,940.0 (8/4) |
3,555.0 (2/4) |
4,356.0 (12/30) |
687,420,400 |
2014年 | 2,610.0 (1/6) |
3,945.0 (12/5) |
2,277.5 (3/27) |
3,600.0 (12/30) |
544,601,900 |
2013年 | 1,895.0 (1/4) |
3,005.0 (10/1) |
1,775.0 (1/10) |
2,595.0 (12/30) |
761,172,200 |
2012年 | 1,905.0 (9/19) |
1,952.5 (9/19) |
1,605.0 (9/26) |
1,850.0 (12/28) |
429,263,400 |
株主優待について
JALの株主優待には、2つあります。発行される基準は以下の通りです。
株主割引券 発行基準
毎年3月31日ならびに9月30日現在の株主に以下の基準により、JALグループの国内定期航空路線の
株主割引券が発行されます。
所有株式 3月31日現在の株主 9月30日現在の株主
100株 ~ 199株 1枚 -
200株 ~ 299株 1枚 1枚
300株 ~ 399株 2枚 1枚
400株 ~ 499株 2枚 2枚
500株 ~ 599株 3枚 2枚
600株 ~ 699株 3枚 3枚
700株 ~ 799株 4枚 3枚
800株 ~ 899株 4枚 4枚
900株 ~ 999株 5枚 4枚
1,000株 ~ 1,099株 5枚 5枚
1,100株 ~ 99,999株 5枚+1,000株超過分500株ごとに1枚 同左
100,000株 ~ 203枚+100,000株超過分1,000株ごとに1枚 同左
ツアー割引券 発行基準
ご所有株式数 海外ツアー割引券 国内ツアー割引券 発行回数
100株 ~ 199株 2枚 2枚 年1回 5月のみ発行
200株 ~ 2枚 2枚 年2回 5月と11月の発行
購入の経緯について
購入のきっかけはこのyoutubeです。
https://www.youtube.com/watch?v=uH2794SV_PM&t=637s
昔、JALは一度倒産したので株を購入するのは躊躇っていましたが「高橋ダン」に背中を
押されました(笑)。予想配当利回りは5%を超えますが、今年は無配ではないかな?
でも、株価が数年来の安値になったので長期保有で積立投資対象にします。
まとめ
国内定期路線の株主割引が安いかというとそうでもありません。株主優待が受けたくて株主に
なったのではなく、あくまでも「長期保有」の資産形成の為です。
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