日本にいる富裕層は、全体の2.5%です。なぜ、富裕層は少数はなのか?日本人がもっとも犯してしまう過ち「思い込み」について両学長が解説していますので紹介します。
動画の内容
https://www.youtube.com/watch?v=4jrKDTT8iiQ&t=358s
日本にいる富裕層は、全体の2.5%です。なぜ、富裕層は少数はなのか?
その理由の1つが、経済的成功を阻む「思い込み」が脳にプログラミングされているからです。
多くの人が「お金持ちになりたい」と考えていながら、「お金持ちになれない」行動をとって
います。これは、脳にプログラミングされた思い込みの悪影響を受けているからです。
レベル1 経済的に豊かになろうと決める。
「お金に困らない人生を歩みたい」「お金持ちになりたい」と決意する。
レベル2 モデルを見つける。
そもそもどの山に登れば良いか分からないからモデルを見つけます。
・良い大学に入り良い会社に入り、出世したエリートサラリーマン
・中卒・高卒叩き上げで現場から社長まで上がり詰めた下剋上社員
・リスクをとって企業して、ビジネスで成功をおさめた社長
・類まれなセンスで資産を増やしていく投資トレーダー
レベル3 反対の立場でモノを見る。
レベル2で見つけた成功モデルの裏を認識した状態
・出世競争に破れ窓際族になった中年会社員
・ブラック企業でコキ使われ続けて疲弊する若者
・借金でクビが回らなくなって一家離散んした中小型の社長
・投資で大失敗して借金を抱えたトレーダー
レベル4 適正なリスクをとる。
レベル1とレベル2を認識したうえで、自分はどれぐらいリスクを取るか決める。
多くの人は何も行動しません。
レベル5 継続する。
リスクをとって、成功するまでチャレンジし続ける。
最速で成功できる人は、最速で失敗を繰り返す人。
レベルを上げることができないのか?それはレベル上げを邪魔する思い込みのせい。
豊かになれたらいいなと思うことではありません。豊かになろうと決めることです。
- 問題解決を阻む無意識的な先入観
「今の自分の状況で、お金持ちになれるワケがない。」
手元にお金がないなら借りて起業すれば良い、サラリーマンでも、自分の会社を作って社長に
なって良い。というような発想の転換ができない。
- 公正世界仮説
良い行いには良いことが、悪い行いには悪いことが返ってくるという認知的な偏り
お金の話をする事は卑しいこと、お金を稼ぐのはわるいこと、と公正世界仮説が出会うと
「豊かになろうなんて決めたら、バチがあたる」「悪いことが起きたときにお金なんか求めた
からだ・・・」と因果関係がないのに結びつける。
良いモデルを探すのが難しい理由は、人間には偏見があるからです。
- 単純接触効果
始めての時は好きとも嫌いとも思わなかった刺激でも、繰り返し触れることで好意が増していく。
モデルになる人は単純に自分の目に入っていた人にならざるを得ない。最初は「ふーん」ぐらい
のつもりだったのに、知れば知るほど好意的になってしまう。
モデルの良し悪しよりも「なんかこの人好きだし、こうなりたい」という感じ。
- ハロー効果
どこか優れている点を見つけると、その他においても優れていると考えがちになる現象。
ハロー効果によって「マネしたはいけない」「参考にしてはいけない」こういう部分まで自分の
中に取り入れてしまい、時に資産形成の道から脱落しなねかい悲劇を招きます。
生存者バイアスは、成功に至った経緯、結果だけにスポットライトを当てて、それに付随する失敗
を見過ごしがちになることを言います。
凄腕トレーダーは、成功という結果・成功するための過程をことさら強調してアピールする。
見つけた成功者はたくさんのチャレンジャーのうちの数少ない生存者かもしれない。
レベル3まできた人もここでストップしてしまうことが少なくありません。
それはなぜかというと、ふたつのバイアスがあるからです。
- 現状維持バイアス
なにかを変化させることで、現状がよくなる可能性があったとしても損失の可能性を考慮して、
現状を保持しようとすること
なぜ、人はすぐにやめてしまうのか?
ここで、悪さをしているのが「確証バイアス」です。自分の考えや仮説に沿うような情報のみ集め
仮説に反するような情報や事実を無視すること。
まとめ
両学長のYouTubeの文字起こしでは珍しく長くなりました。でも参考になります。子供と孫に
伝えたいです(笑)。
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